Jenkins CI 上で Gradle を利用する最も簡単な方法

Gradle にも大分慣れてきたし、そろそろ 実際にプロジェクトで使えるように準備しないと... まずは Jenkins CI で Gradle が利用できるように準備しようかな。 今時のプロジェクトでは Jenkins CI ぐらい当たり前ですよね。 と言うことで、今回は Jenkins CI…

Gradle で環境ごとにあれもこれも変更する

前回までは Configslurper を使って 環境毎に構成を変更する方法について書きましたが @literalice さんに Gradleでプロパティなどの設定情報を外出しして切り替えて使う で 環境毎に別の Gradle ファイルを取り込んで いろいろと変更する方法を教えてもらっ…

Gradle で環境ごとに構成を変更する その3

前回、前々回 と既に2回も書いておきながらなんですが、 設定ファイルを読み込んで 標準出力するだけのサンプルなんて何の役にも立たない... と言うことで、今回は 読み込んだ設定を アプリケーションのプロパティファイルに 展開してみることに... 結局 bu…

Gradle で環境ごとに構成を変更する その2

こんな大変なときになんですが... 何もしないよりは 自分にできることを続けていこう!! と言うことで... id:fumokmm さんから ConfigSlurper で複数の設定ファイルの内容を マージする方法を教えてもらったので、今回は 環境ごとの構成を デフォルト設定 e…

Gradle で環境ごとに構成を変更する

残念ながら ユーザガイドを見る限り、 現バージョン (1.0-milestone-1) の Gradle には 環境毎に構成を変更できるような機能 (Maven の profile のような機能) は 実装されていないようです。 実際に実務で使う場合、絶対に必要な機能だと思うのですが なぜ…

インストールレスで Gradle してみる

とっても便利な Gradle ですが、 実はわざわざインストールしなくても 誰でも簡単に Gradle できるということを皆さんご存知ですか? これは Gradle Wrapper という機能で ユーザーガイド (こちら) にもちゃんと記載されています。 ちなみに、この機能は G…

Gradle から Git を利用してみる

前回、GitHub を Maven リポジトリにする方法を書きましたが、 成果物を GitHub へ公開するには コマンドでの操作が必要なため結構面倒です。 しかも、毎回同じコマンドを実行し、『○○ 0.1.0 リリース』 みたいなありきたりなコミットコメントを 書かなくて…

GitHub を Maven 公開リポジトリにする (Gradle 編)

最近は Gradle がとってもお気に入りなので プラグインの開発も少しずつ行っているのですが、 折角作成したプラグインやライブラリも Maven リポジトリで公開しないと利用しづらいので どこか公開できる場所がないか探していたところ Github を Maven 公開リ…

マルチプロジェクトビルドのすゝめ その2

今回は Gradle のマルチプロジェクトビルドの機能を使って 実際に 簡単なシングルプロジェクトをマルチプロジェクトに移行してみることに... もちろん 対象とするプロジェクトは Gradle でビルドできることが前提です。 ディレクトリ構成は 次のように ごく…

マルチプロジェクトビルドのすゝめ

Gradle のマルチプロジェクトビルドは とにかくすばらしい。 このマルチプロジェクトビルド機能のために Gradle に乗り換えた プロジェクトもあると聞いことがあるが それも納得できる。 自分が Gradle を使ってみようと思ったのも この機能のためだし、 本…

ソース と Javadoc を Maven リポジトリに公開する方法

Gradle も 標準では ソース と Javadoc をアーカイブして Maven リポジトリに公開してくれないようなので、その方法をメモ。本当はプラグインがあると良いんだけど... apply plugin: 'maven' // xxx-javadoc.jar 生成 task packageJavadoc(type: Jar, depend…

Java プラグインでは Zip タスクが勝手に実行される

Gradle に Java プラグインを適用すると なぜか Zip タスクが 勝手に実行されてしまいます。 ちょっと悩んでいたのですが、なんと 犯人は Java プラグインの assemble タスクだったのです。 しかも これは全然問題ではなくドキュメントにも書いてある歴とし…

Gradle は Make・Ant・Maven の良いとこ取り

今更ですが Gradle について... Gradle は Make, Ant, Maven につぐ 第4 のビルドツールです。 他のビルドツールからの移行を始めているプロジェクトもかなり増えており、最近 注目されているツールの一つです。 Gradle の特徴を簡単に言ってしまうと、 Make…

タスク定義の << には注意しよう

突然ですが、みなさんは task hello << { println 'Hello, world.' }と task hello { println 'Hello, world.' }の違いがわかりますか? 上記の違いはたった2文字 だけです。 ところが、このたった2文字で 全く意味が変わってしまうので注意しましょう。 …

Gradle のカスタムプラグインを JAR ファイルで公開する方法

今回は 前回作成した 『プロパティファイルを native2ascii するカスタムプラグイン』 を JAR ファイルで公開する方法について まずは、こんな感じでカスタムプラグイン用のプロジェクトを作成します。 Native2AsciiPlugin.groovy には 前回の Groovy ファイ…

プロパティファイルを native2ascii するためのプラグインを作ってみた

ビルドツールと言えば... やはり Maven と Ant が主流だと思いますが、今更ながら Gradle が飛び抜けてすばらしい。 今まで Maven や Ant を使っていたのが 笑えてくる。 あの忌々しい XML 地獄から抜け出せるだけでも十分すばらしいのですが... Gradle には…

そろそろ FX なしで...

今年に入って まだブログを一度も書いていないというのに、早いもので もう3週間が経とうとしています。 昨年は JavaFX にとっては JavaFX Script のサポート中止の発表もあり、散々な年となってしまいましたが 今年は JavaFX 2.0 と Visage のリリースが予…

Java Web Start版 Groovy Console をちょっとだけ変えてみた その3

残念ながら 参加はできませんでしたが... 12/20 の JavaFX & GlassFish 合同勉強会 で id:nobeans さんが FxBuilder を使って Groovy から JavaFX を利用する方法を発表されていたのを受けて、Java Web Start 版 Groovy Console でも FxBuilder を利用できる…

Amazon EC2 Micro Instance を無料枠で安全に利用する方法

前回 Amazon EC2 Micro Instance 上に Tomcat6 を立ち上げてみた。 自分の端末の WEBブラウザから EC2 上の Tomcat にアクセスする為には Security Group の設定を変更して 8080 へのアクセスを許可しなくてはならないのだが... まだ Tomcat の設定をちゃん…

EC2 Micro Instance で Tomcat6 を立ち上げてみた

無茶を承知で メモリ量 (613 MB) の少ない EC2 Micro Instance 上に Tomcat6 を立ち上げてみた。 もちろん、Web サーバは Tomcat の HTTP コネクタを利用。 本当は Apache2 を使いたかったけど... まずは Java がインストールされているかどうか確認。 $ jav…

Amazon EC2 を立ち上げてみて まず最初にしたこと

AWS

EC2 Micro Instance を起動してみて まず最初にしたことを とりあえずメモ... Security Group の設定 SSH の設定 Locale の変更 環境変数 LANG の変更 スワップファイル の作成 Security Group の設定 default の Security Group は 外部からのアクセスを一…

無料で Amazon EC2 を立ち上げてみた

AWS

いよいよ AWS Free Usage Tier で EC2 Micro インスタンス が無料で提供される 2010年11月1日 になったので... 早速 EC2 Micro インスタンスを立ち上げてみた。 AWS Management Console で全て設定できてしまうので とっても簡単... 3分もあればサーバが立ち…

Java Web Start で Groovy アプリを公開してみる その2

前回の 『Java Web Start で Groovy アプリを公開してみる その1』 から間が開いてしまったので少しおさらい。 前回は Java で実装したアプリは 署名がなくてもサンドボックス内で実行できるのに... 同じアプリを Groovy で実装すると 署名がないとサンドボ…

AWS Free Usage Tier

AWS

なんと Amazon EC2 Linux Micro Instance が 2010年11月1日から 一年間 無料で利用できるようになるらしい。 http://aws.amazon.com/free/ 毎月の利用量の上限は以下のような感じ... これを越えたら 当然 その分の利用料は請求されるが そんなサービス作れる…

groovysh では def は使わないほうがいい

id:fumokmm さんが書かれていた groovyshではdefは使わないほうがいい(たぶん) が気になったので、それが 『たぶん』 ではなく 『真実』 であることを書いてみた。 検証環境は Groovy 1.7.5, JVM: 1.6.0_20 真実 その 1... groovysh は実行単位で インスタ…

Java Web Start版 Groovy Console をちょっとだけ変えてみた その2

最近やたらと Java Web Start 版の Groovy Console を使うことが多くなってきたので もうちょっとだけ変更してみた。今回の変更点は以下… Grape が使えなかったので ivy-2.2.0-rc1.jar を読み込むようにしてみた。 コンソール起動時に前回終了した時のコンソ…

Java Web Start で Groovy アプリを公開してみる その1

前回の 『Java Web Start 版 Groovy アプリのコード署名は必須ではなかった...』 が抽象的でちょとイメージがしにくかったので 具体的にまとめてみることにした。 このテーマでは 次のような全く意味のないアプリケーションを Java Web Start で公開すること…

Java Web Start 版 Groovy アプリのコード署名は必須ではなかった...

前々回 『Java Web Start 版 Groovy アプリはコード署名が必須らしい』と書いた。 実は これはある意味 間違ってはいないが正しくもなかった。 と言うのも... 署名が必要なのは アプリではなく Groovy 自体 (groovy-all-x.x.x.jar) だからだ。 前々回も書い…

Groovy でマジックパケットを表現してみる

『Wake on LAN してみる』のマジックパケットを Groovy 化してみた。 JavaFX Script だと こんな感じだったのが... def macAddress = "AA:BB:CC:DD:EE:FF"; [ for (i in [1..6]) { 0xff }, for (i in [1..16], b in macAddress.split(":")) { Integer.parseI…

Java Web Start 版の Groovy アプリはコード署名が必須らしい

暫く中断していた Wake on LAN を JavaFX 1.3 + Groovy 1.7.5 で作成し始めたのだが、いきなり壁にブチあたって泣きそうになった... なんと!! Groovy はサンドボックスの制限とは関係なく コード署名がないと Java Web Start で実行できないらしい... 通常…