EC2 Micro Instance で Tomcat6 を立ち上げてみた

無茶を承知で メモリ量 (613 MB) の少ない EC2 Micro Instance 上に Tomcat6 を立ち上げてみた。
もちろん、Web サーバは Tomcat の HTTP コネクタを利用。
本当は Apache2 を使いたかったけど...

まずは Java がインストールされているかどうか確認。

$ java -version
java version "1.6.0_20"
OpenJDK Runtime Environment (IcedTea6 1.9.1) (amazon-44.1.9.1.15.amzn1-x86_64)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 19.0-b06, mixed mode)
『Basic 64-bit Amazon Linux AMI 1.0』 には デフォルトで JRE がインストールされているようなので 早速 tomcat6 をインストール...

もちろん yum を使えば

$ sudo yum install tomcat6
で簡単にインストールできる。yum の場合
/usr/share/tomcat6
の配下に
bin
conf    -> /etc/tomcat6
lib     -> /usr/share/java/tomcat6
logs    -> /var/log/tomcat6
temp    -> /var/cache/tomcat6/temp
webapps -> /var/lib/tomcat6/webapps
work    -> /var/cache/tomcat6/work
のような構成でインストールされる。
bin 以外は全てシンボリックリンクになっており それぞれ適切なディレクトリにインストールされている。
実際の作業は /usr/share/tomcat6 配下の いつもの Tomcatディレクトリ構成で行えるので とってもラク...

とりあえず 何も考えず起動してみる。現状は外部からアクセスできないので問題ないはず...
yum でインストールすれば ちゃんと起動スクリプトもインストールしてくれるので 自分で一から設定しなくても

$ sudo /etc/init.d/tomcat6 start
Starting tomcat6:                                          [  OK  ]
もしくは
$ sudo service tomcat6 start
Starting tomcat6:                                          [  OK  ]
を実行するだけで tomcat ユーザで 安全に 起動できる。

webapp は何も deploy されていないが curl でアクセスしてみる。

$ curl --head localhost:8080
HTTP/1.1 400 Bad Request
Server: Apache-Coyote/1.1
Transfer-Encoding: chunked
Connection: close
ステータスコードは 400 だが 一応 レスポンスは返ってきたので ちゃんと?起動できてるみたい。