ReminderFX 0.1.0 リリース

Application JavaFX

一ヶ月ぶりの日記の公開を記念して 今回は JavaFX で作った簡単なアプリケーションを公開したいと思います。



今まで紹介してきた内容を使って何かアプリケーションを作れないかと考え ReminderFX なるものを作ってみました。

一体何をするアプリケーションかというと...
設定した時刻に設定したメッセージを通知してくれるだけ...
という とっても単純なアプリケーションです。
一言で言ってしまえば、単なるアラームです。
現在はRIAとは無縁なアプリケーションですが、将来的には WEBアプリと連携して じゃんじゃん通知する予定！！

以下のボタンをクリックして ReminderFX を実行してみましよう。


ちなみに 今回は 将来の WEBアプリ連携を考慮して Google App Engine を利用してみました。
と言っても、現状はただ単にファイルを置いているだけですが...

大した機能はないので一度使ってみてもらえれば、すぐに使い方はわかると思います。
このアプリケーションは 私自身のために作ったのですが、一日の大体の作業予定や打合せ予定をざっと登録しておいて通知するのに使っています。
作業に没頭してしまうとつい時間を忘れてしまいがちですが、これで 一安心 です。
Google Calendar 等にわざわざ予定を管理しようと思うとすぐ挫折してしまう私でも、この程度であればなんとか使えそうです。

以下はこのアプリケーションの機能の簡単な説明です。

  • 入力した時刻とメッセージを通知します。
  • 一覧の左下の ＋ボタンをクリックすると追加画面が表示されます。追加は ７件までです。
  • 一覧から編集したい行をクリックすると編集画面が表示されます。
  • 削除は編集画面の真ん中のゴミ箱ボタンをクリックします。現状 ダイアログでの確認はありませんので注意しましょう。
  • 一覧の右下の設定ボタンをクリックすると設定画面が表示されます。現状は大した設定はできませんが...
  • 画面の切替えにアニメーションを多用していますので 結構動作が重いです。もう少しなんとかしたいとは思っていますが...
  • Growl を使って通知することもできます。ただし、現在 この機能は Window 版のみです。理由は Use Growl in JavaFX を参照してみてください。Growl を使う場合は localhost への接続が必要なため セキュリティ警告が表示されますので 127.0.0.1 への接続のみ許可してください。外部への接続は行いませんので安心です。


Growl を使った通知機能はかなりおすすめです。
というより、Growl を使わないと正直使い物になりません。
と言うのも 現状の JavaFX の標準機能では画面の最前面にウィンドウを表示する機能はありません。
JavaFXだけでは通知画面が別の画面の後ろに隠れてしまうのです。
ちょっと工夫すれば、簡単に画面再前面に表示することもできますが、デジタル署名が必要になるので 今回は見送りました。
暫くは デジタル署名が必要ない範囲で実装しようと思っているので...
本当は、タスクトレイ常駐機能も入れたいのですが、これもデジタル署名が必要になるので見送りました。
せっかくなので 将来の為に設定画面にチェックボックスだけ用意しておきました。
少し話がそれましたが...
Growl を使えば、通知の際の表示やサウンドを自由に変更できるので とっても便利です。
将来的にはカテゴリを設定できるように検討中!!
カテゴリが設定できれば、カテゴリ毎に通知の表示やサウンドを設定できるようになるのでもっと便利になるかも...

まだ、かなり不完全なアプリケーションですが、ご利用いただけた方がいらっしゃいましたら、感想等 コメントをいただけると幸いです。